このご時勢だから仕方のないことではあるけれど、あまり聞きたくないフレーズがあります。
「次は私(がレイオフされる番)だから・・・」
返す言葉がないから、そして、自分も同じく抱える不安だからです。
ちなみにうちの業界、口コミ情報を寄せ集めて集計すると、私見ですが平均通算2割のレイオフ+10%の労働時間短縮(給料も10%カット)が行われている模様です。
よく話す同僚はことあるごとに↑を口にするのですが、旦那様が失業中+子供が二人+持ち家有という状況を考えれば心配も人一倍というのは容易に想像がつきます。
この何ともいえない気まずさ・・・どこかで経験したことあるなぁ、と思ったら、そう、現在唯一生きているおばあちゃんでした。
祖母は数年前に転倒して足を骨折して以来寝たきりになってしまい、自由が利かない体をもてあましながら、子供や孫に
「わたしはもうすぐ死ぬから・・・もうすぐお迎えがくるからー」
と、くるわけです。
「そんだけ口が達者な人が死ぬかい!」
と、憎まれ口をたたき返すのが常套会話になってますが、やはり会うたびに小さく、そして弱っていく祖母を見ると「まだまだ元気なんだからーがんばってもらわらないとー」とは言えない、です。
なんとかふんばって、
「ごめんなー、また今回も一人で来てしもたわー。今度こそは旦那様連れてこようとがんばったんやけどなー、ご縁がないみたいやわー。やで、もうちょっとふんばって待っとってもらわんとー、おばあちゃんに会ってもらいたいからなぁー」
これが私が言える精一杯の憎まれ口です。
この手の話はさすが母の母、老いても食いつきがよい。
すかさずするどい突っ込みがきます(苦笑)。
勝利のためのイメトレがあるように、願わずして敗北のためのイメトレをしてしまっているのではないかと思うのです・・・悲観的なことを思い続けるということは。
不安を吹き飛ばす
臆病風に巻き込まれない
失敗をおそれない
心から手に入れたいと思うこと、望むことを願う
そしてそれに向けて一歩でも踏み出してみる
イロイロ言い訳をつけて見てみぬふりをしていたことにちょっと正面から向き合ってみようかな、と他人のふりみて我が身を反省中でした。
February 11, 2009
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